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*Open Broadcaster Software(OBS)とは [#g11abce7]
XSplitに似た機能を持つフリーの配信ソフトウェアです。~
複数の映像ソース、画像、字幕などを重ね合わせて映像にし、配信する事が出来ます。~
XSplitのようにソースを自由に拡大縮小したり、位置決めしたりすることも出来ます。(シーンを編集する)~
シーン機能も付いており、ソースの組み合わせを保存しておき、簡単に切り替えられます。~
映像コーデックはH.264、音声コーデックはAACとMP3が使えます。~
映像コーデックはH.264、音声コーデックはAACが使えます。~
ステレオミキサー機能が付いているので、ステミキがないPCでもPC上に流れている音を配信に載せることが簡単に行えます。~
シンプルに作られているので軽いのも特徴です。~
※XPでは使えず7以降用の模様~
※XPでは使えませんVista以降用です~

*Open Broadcaster Software(OBS)の利用方法 [#c2ddcc6f]
Open Broadcaster Softwareを使った配信方法には、FMEやXSplitなどの他のエンコーダーと同じく次の方法があります。
*Open Broadcaster Software(OBS Studio)の利用方法 [#c2ddcc6f]
OBS Studioを使った配信方法には、FMEやXSplitなどの他のエンコーダーと同じく次の方法があります。
-''ひまストサーバーを使う方法''~
ひまわりストリームのサーバーを利用する方法です。
-''外部サイトを使う方法''~
UStreamのサーバーを利用して配信したり自鯖のFMSやRed5などから配信する方法です。
-''PCにFMSをインストールしてP2Pで使う方法''~
自鯖+P2Pを利用した方法です。
-''外部サイトや自前サーバーを使う方法''~
Youtube LiveやTwitch等の外部配信サイトや自前で用意したサーバーで配信する方法です。~
外部サイトを使う方法については[[外部配信サイトと連携]]を、自前のサーバーを使う方法は[[自鯖配信]]を御覧ください。~

*Open Broadcaster Softwareのダウンロードとインストール [#ye85d6b4]
-[[OBSの公式サイト>http://obsproject.com/]]からダウンロードし、インストールします。~
Installer(インストールして使うタイプ)、Binaries(解凍したファイルを適当なフォルダにコピー)がありますがInstaller版を推奨します。~
※Binaries版では、使用できる映像デバイスが完全に認識されない場合があるため。
-[[OBSの公式サイト>https://obsproject.com/ja]]からインストーラーをダウンロードし、インストールします。~

*ひまストサーバーを使う方法 [#n076b174]
#youtube(ecEFWrze0rk)
**プロファイルの作成 [#i9184635]
#ref(http://himast.in/wiki/image/OBS/obs_studio_profile.JPG)
-メニューの「プロファイル」-「新規」から新規プロファイルを作成すると、配信サイト別に設定を作成して切り替えが行なえますので作成しておくと便利です。~
ダイアログの名前の欄に、プロファイル名(ひまわりストリームの番組名などなんでも)を入力して「追加」をクリックします。

**OBSの設定 [#bf75ee00]
-メニューの「設定」→「設定」か、「設定」ボタンをクリックします。
***一般 [#ic27805d]
#ref(http://himast.in/wiki/image/OBS/OBS_01.jpg)
設定プロファイルの欄に、プロファイル名(ひまわりストリームの番組名などなんでも)を入力して「追加」をクリックします。
-メニューの「ファイル」→「設定」か、右下の「設定」ボタンをクリックします。

***エンコード [#d04da182]
#ref(http://himast.in/wiki/image/OBS/OBS_02.jpg)
映像と音声のエンコード設定です。
|>|CENTER:ビデオ|
|映像の品質|0(最低品質)~10(最高品質)から選べます。デフォルトで問題ないでしょう。|
|ビットレート(kbit/秒)|映像のビットレートをkbps単位で指定します。|
|バッファ(kbit)|映像のバッファサイズです。ビットレートと同じ数字でOK。|
|>|CENTER:サウンド|
|コーデック|AACかMP3を選べますが、AACでは途中再生の場合音が出ないのでMP3にして下さい。|
|ビットレート|音声のビットレートです。|
|フォーマット|音声の品質です。|

Ver 0.452aでテストしたところ、AACで配信すると、配信開始時に視聴していないと音が流れなくなるようでした。~
(後から入ってきたり、ページを更新すると音が流れない。)~
MP3ではその現象は起こらなかったので、MP3の利用をおすすめします。~
(後のバージョンアップで解消される可能性があります。)~

***放送設定 [#n116f5fe]
#ref(http://himast.in/wiki/image/OBS/OBS_03.jpg)
***配信 [#n116f5fe]
#ref(http://himast.in/wiki/image/OBS/obs_studio_publish.JPG)
配信先のサーバー設定です。~
モードを「配信」にし、サービスを「Custom」に設定します。~
配信ページの配信コンソール、配信設定タブにある「URL」を「FMS URL」に、「Stream」を「プレイパス/ストリームキー」にコピペして下さい。~
|配信種別|カスタムストリーミングサーバー|
|URL|配信コンソールのURL|
|ストリームキー|配信コンソールのストリームキー|
配信種別を「カスタムストリーミングサーバー」にします。~
配信ページの配信コンソール、配信設定タブで「ひまストサーバー」にチェックを入れると出てくる「URL」「ストリームキー」をそれぞれOBSの設定画面にコピペして下さい。~

***ビデオ [#g39110b4]
#ref(http://himast.in/wiki/image/OBS/OBS_04.jpg)

***出力 [#d04da182]
#ref(http://himast.in/wiki/image/OBS/obs_studio_enc.JPG)
映像と音声のエンコード設定です。~
ひまストではネットワーク帯域の軽減を目的としてVBRの使用が推奨されています。~
#ref(http://himast.in/wiki/image/OBS/OBSStudio_02.jpg)
|出力モード|詳細|
|>|CENTER:配信|
|音声トラック|1|
|エンコーダー|x264(ソフトウェアエンコード)またはQuickSync H264(GPUによるハードウェアエンコード)|
|レート制御|VBR|
|ビットレート|映像のビットレートをkbps単位で指定します。1000以下に指定してください。|
|特定バッファサイズを使用|通常はチェックを外した状態でOK|
|CRF|映像の品質を指定します。デフォルトで問題ありません。|
|キーフレーム間隔|キーフレームを何秒ごとに入れるかの設定です。2がひまスト推奨値です。|
#ref(http://himast.in/wiki/image/OBS/obs_studio_enc2.JPG)
|>|CENTER:音声|
|ビットレート|音声のビットレートです。通常は96、音質を重視する場合は128、そうでない場合は64程度でも十分です。|

***映像 [#g39110b4]
#ref(http://himast.in/wiki/image/OBS/obs_studio_video.JPG)
映像の解像度やFPSの設定です。~
デフォルトでは解像度が高く設定されているので、低い解像度に変更して下さい。~
「配信映像」の欄に配信したい解像度を入力します。例)512 384~
「解像度の縮小」出力解像度を上で設定した解像度より縮小させたいときに設定します。通常は未設定で構いません。~
「FPS」フレームレートを設定します。値が大きい方がなめらかに動きます。~
|基本(キャンバス)解像度|シーンなど作業用のキャンバス解像度です。例)1280x720|
|出力(スケーリング)解像度|実際に配信される解像度です。上の基本解像度より小さい場合はスケーリング(縮小)されます。例)640x360|
|縮小フィルタ|スケーリング(縮小)するときのアルゴリズムを指定します。|
|FPS共通値|フレームレートです。値が大きい方がなめらかに動きます。|

***サウンド [#de0a52d1]
#ref(http://himast.in/wiki/image/OBS/OBS_05.jpg)

***音声 [#de0a52d1]
#ref(http://himast.in/wiki/image/OBS/obs_studio_audio.JPG)
音声の配信に使用するデバイス(サウンドカード)の設定です。~
OBSにはステレオミキサー機能が付いているのでOBSのステミキ機能を使用するときはマイクなどに設定します。~
OBSのステミキ機能は使わずに、アマミキやサウンドカードのステレオミキサー機能を使うときは、デバイスをステミキ機の月のデバイスに設定し、~
OBSにはステレオミキサー機能が付いているのでOBSのステミキ機能を使用するときは「マイク音声デバイス」をマイクなどに設定します。~
OBSのステミキ機能は使わずに、アマミキやサウンドカードのステレオミキサー機能を使うときは、デバイスをステミキ付きのデバイスに設定し、~
OBSのスピーカーアイコンをクリックしてミュートに設定してOBSのステミキ機能をOFFにします。~
~
「マイクをミュートするホットキー」指定したサウンドデバイスからの入力のON/OFFをキーボードショートカットで行えるようにするための設定です。~
「デスクトップをミュートにするホットキー」このデスクトップはOBSのステミキ機能の事で、PC上で流れている音をそのまま配信することができます。~
そのON/OFFをショートカットキーでするための設定です。~

***詳細設定 [#o6d8c885]
#ref(http://himast.in/wiki/image/OBS/OBS_06.jpg)
#ref(http://himast.in/wiki/image/OBS/obs_studio_setting.JPG)
細かい設定が行えます。分かる方は適当に設定して下さい。~

**OBSの操作 [#o228f5f2]
#ref(http://himast.in/wiki/image/OBS/OBS_07.jpg)
#ref(http://himast.in/wiki/image/OBS/obs_studio_control.JPG)
***シーンの追加 [#k552d6e6]
シーンとは、カメラや文字、画像など配信する映像の組み合わせを保存しておくためのものです。用途に応じてシーンを切り替えることができます。~
シーンを追加するにはシーンを右クリックして「シーンを追加」を選び、シーン名を入力します。~

***ソースの追加 [#d9d83515]
ソースとはWebカメラや画面キャプチャ、画像、字幕など映像の元になるものです。OBSではそれらのソースを組み合わせて配信が行えます。~
グローバルソースとシーンごとのソースがあります。~
''グローバルソース''~
どのシーンでも使用できるOBS共通のソースです。~
''シーンごとのソース''~
そのシーンだけで使用できるソースです。~
様々なソースがあるのでそれらを単体で表示させたり、組み合わせたりして映像を作成していきます。~

|>|CENTER:ソースの種類|
|ソフトウェアキャプチャソース|デスクトップの画面を範囲選択したり、特定のウインドウを指定して取り込み時に使用|
|画像|画像ファイルを表示|
|画像スライドショー|複数の画像を一定期間で切り替えて表示|
|テキストソース|文字を表示|
|ビデオデバイス|WebカメラやUSBキャプチャなどからの入力。AmaRecやNDC、SCFHなど他の仮想Webカメラを使用するときもこれ|
|テキスト|文字を表示|
|映像キャプチャデバイス|WebカメラやUSBキャプチャなどからの入力。AmaRecやNDC、SCFHなど他の仮想Webカメラを使用するときもこれ|
|ゲームキャプチャ|DirectXを使ったキャプチャ。ソフトウェアキャプチャより低負荷でキャプチャ可能|

***配信プレビュー [#t92414ba]
実際にどのような感じで配信されるのか、確認が行えます。~
プレビューすると、「シーンを編集する」ボタンが有効になります。
「シーンを編集する」ボタンをクリックすると各ソースに赤枠が付き、拡大縮小や、移動してのレイアウト変更が行えます。
各シーンを編集するにはシーンを選択します。また、各ソースをクリックすると各ソースに赤枠が付き、拡大縮小や、移動してのレイアウト変更が行えます。

***配信開始 [#w1034dbe]
設定が終わったら「配信開始」ボタンで配信を開始します。~
ひまわりストリームの方でも映像が表示されることを確認して「配信開始」ボタンを押して下さい。~


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