ひまわりストリームとは †
WEBカメラやマイクを利用して、ライブ配信を行うことができるサービスです。
仮想ウェブカメラソフトを使えばデスクトップの配信も行うことができます。
映像・音声・コメントなどの送受信にP2P技術を利用するため配信サーバーに負荷をかけずに配信することができます。
そのため、配信数や時間制限をかけず、ビットレートにも余裕を持って配信を行うことが可能です。
※P2Pとは・・・・Peer to Peerの略で、この場合視聴者同士で映像や音声をやりとりして再生を行う方式のことです。
仕組みについて †
ピアアシストネットワークと呼ばれるネットワーク上でRTMFPプロトコルを利用して通信を行います。
一つの番組ごとに視聴者の集合グループが作成され、そこに接続すると全ノードに向けて配信でき、グループ内のノードはそれを受信して再生することができます。
また、グループに接続しているノード同士で自律的にネットワークを構築し、経路情報の共有や経路の最適化などは自動で行われます。
公称では数千万規模のユーザーが接続しても使用できるらしいですが、当然テストできないので、実際にはどれほどの規模なら実用に耐えられるのかはこれから検証していく必要がありそうです。
配信を視聴するには †
番組を探す †
ひまわりストリームのTOPページに配信中の番組が視聴者順、新着順に幾つか表示されるのでそこから番組視聴ページへアクセスできます。
それ以上の配信番組は検索ページに表示されます。配信中の番組が先頭に表示されます。
番組を視聴 †
番組ページを開くと
ピアアシストネットワーク~
himado.inでピアアシストネットワークを使用できます。アップロード帯域帯へのアクセスを許可しますか?~
というダイアログが表示されるので「許可」をクリックしてください。毎回許可するのが面倒な場合は「設定を保存」にチェックを入れると次回以降聞いてこなくなります。
特に問題なければ
サーバーに接続しています...
サーバーに接続しました。
グループに接続しています...
グループに接続しました。
配信が見つかりました。再生を開始します。
配信者NGリストを取得しました。:0件
過去ログを取得しました。:1件
のようなログが表示され、自動的に再生が始まるはずです。
コメントの仕方やNG設定は動画プレイヤーとほぼ同じです。
現在の視聴数 †
今この配信を見ている人数です。推定が出ている場合はあくまで推定なのであまり当てになりません。
お隣さん †
視聴者のうち、自分と接続している人数です。
来場者数 †
配信開始からのアクセス数です。
コメント数 †
投稿されたコメントの数です。
バッファ †
溜まっている映像・音声の秒数です。データの受信が途切れてしまった場合バッファから読み出して再生します。
バッファがなくなると途切れやすくなりますが、多すぎるとタイムラグが大きくなります。
帯域幅 †
ネットワークトラフィックの使用量です。総量は現在のストリームにおける総転送量です。
視聴プレイヤーの環境設定 †
スムージングを有効にする †
チェックを入れるとなめらかに表示されますが負荷がかかります。
コメントを表示している秒数 †
コメントが端から端まで流れる間の秒数です。
コメントクリック時、NGワードに追加 †
画面上を流れるコメントをクリックしたとき、NGワードに追加します。
コメントクリック時、NGIDに追加 †
画面上を流れるコメントをクリックしたとき、NGIDに追加します。
コメントクリック時に何もしない †
画面上を流れるコメントをクリックしてもなにもしません。
コメントをクリップボードに送る(IEのみ) †
受信したコメントをクリップボードにコピーします。クリップボード監視ソフトと連携させることができます。
設定すれば棒読みちゃんなどで読み上げることも可能です。
名無し〔匿名〕でコメントする(チェックを外すと自分のユーザー名でコメントされます) †
ログインしている状態で、チェックを外してコメントすればユーザーIDの代わりにユーザー名が表示されます。
バッファリングする秒数 †
映像・音声を溜めて置く秒数です。途切れ途切れになる場合は多めに設定してください。
品質よりラグの少なさを優先する場合は小さめの数値にしてください。
配信を行うには †
番組作成 †
配信するにはまず番組を作成する必要があります。
この番組ページは一度作成すれば以後そのページで繰り返し配信を行うことができます。
ひまわりストリームのTOPページにある「新規番組の作成」から番組作成が行えます。
番組ID | 「http://himado.in/st/番組ID」という形で番組URLに使われます。半角英数字で入力してください。 |
番組名 | 番組のタイトルです |
番組情報 | 番組の説明文です |
タグ | 配信者タグです。先頭行はカテゴリにもなります。一行に付き一つのタグを入力してください。 |
サムネイル | サムネイルのURLを指定してください。 |
公開設定 | TOPや検索画面に表示させるかどうかを指定します。非公開にした場合はURLを知っている人しかアクセスできなくなります。 |
視聴制限 | 視聴できる人を制限できます。なしに設定すれば誰でも視聴可能になり、ファンのみの場合は番組のファン登録しているユーザーのみ視聴できます。 |
ファン登録申請 | 番組へのファン登録申請を自動で承認するか、手動で承認するかを設定します。 |
ファン登録備考 | ファン登録申請ボタンに近くに表示されます。ファン登録しようとしている人に知らせたい事柄を入力してください。 |
「確認」をクリックすると、番組IDが重複していたりしなければ利用規約の確認画面になります。
利用規約 †
禁止事項 †
- 第三者の権利を侵害する内容の配信。
権利者の許可なく映像・音声を配信することなど。
- 法令に違反する行為、またそれを幇助・助長する行為の配信。
未成年者の飲酒喫煙、盗撮、不法侵入、交通法規
- 性的、わいせつな行為、出会い目的、暴力行為の配信。
性行為、性器の露出、けんか、乱闘、抗争など
管理者の対応 †
管理者は上記禁止行為を確認した場合、またはその他の理由により必要と判断した場合、予告無く配信の停止、当該番組の削除、配信者のアカウント削除を行えるものとします。
またその理由を開示する必要はなく配信者も管理者の対応に異議を唱えないことに同意します。
配信者と視聴者との間のトラブルについても責任を負いません。トラブル・問題が起きた場合は当事者同士で解決してください。
配信の開始 †
番組ページにアクセスすると配信コンソールと視聴用のプレイヤーが表示されます。
「カメラとマイクのアクセス」「ピアアシストネットワーク」のダイアログが出るので「許可」をクリックしてください。
カメラやマイクの設定をします。左側のプレビューに映像が出ない場合は「映像を配信する」のチェックを入れたり外したり、解像度を変えたりしてみてください。
準備ができたら「配信開始」ボタンをクリックします。
配信設定 †
映像・音声 †
使用するカメラやマイク、画質の設定や解像度、音質、音量を設定します。
- 映像を配信する
映像を流す場合にチェックします。
- カメラ
使用するWebカメラ/仮想ウェブカメラソフトを選択します。
- 画質
映像の品質を1(最低品質、最大圧縮率)~100(最高品質、圧縮なし)の間で設定します。
- キーフレーム
完全送信されるビデオフレームの間隔です。1~48の間で設定できます。
数値が小さいほどデータ量が大きく(重く)なり、数値が大きいほどデータ量が小さく(軽く)なります。
- 解像度
映像のサイズです。
- FPS
1 秒あたりのフレーム数(フレームレート)です。
- 音声を配信する
音声を流す場合にチェックします。
- マイク
使用する音声ソース(マイクやステレオミキサー)を選択します。
音量
音の大きさです。
コーデック
音声の圧縮に使うコーデックを選択します。
- Nellymoser
サンプリングレートを5kHz~44kHzの間で指定できます。
- Speex
サンプリングレートは16kHz固定です。品質を10段階で指定できます。
NG設定 †
必要に応じてNGワード、NGコメントを設定することができます。
配信者NGにするには配信コンソール上でNG設定しなければなりません。
システム †
ログや現在の帯域幅などの情報です。
環境設定 †
- 映像のタイムラグより品質を優先する
- 音声のタイムラグより品質を優先する
チェックを入れると完全な信頼性を備えて送信されますが遅延が起きることがあります。
- バッファリングする秒数:
配信側のバッファ秒数(未検証)
- データを送信する人数:
配信者自身が積極的に何人にデータを送信するかの設定値です。
ADSLなど上り帯域が狭い人の場合は数を少なくすると回線負荷を減らすことが出来ます。
- コメントNo.リセット
コメントNo.を1にリセットします。
- FMEを利用する(FMSのインストールが必要です。)
Flash Media ServerとAdobe Flash Media Live Encoderを使用して配信を行います。
詳細は「FMEの利用方法」の部分をご覧ください。
番組情報編集 †
登録番組一覧のサムネイル下の「編集」リンクから †
番組の情報をすべて編集できます。IDや公開設定を変えるにはこちらから行ってください。
ただし、変更した内容はページを更新しないと反映されません。
配信ページの配信コンソール上の「番組情報編集」リンクから †
配信中に番組名、番組情報、配信者タグ、サムネイルの変更が行えます。
変更した内容は視聴者の画面上でもリアルタイムに更新されます。
ファン登録申請の承認 †
ファン登録の承認待ちユーザーがいる場合、番組ページに表示されますので、そのリンクから承認ページへ移動できます。
番組情報編集ページの上部リンクからも飛ぶことが可能です。
ファンメンバー一覧 †
番組ページのファン一覧リンクや番組情報編集ページの上部リンクから、ファンメンバーの一覧ページへ移動できます。
表示されているユーザーの「編集」をクリックすると、ファンNo.やファン登録日時、アクセス回数の確認、メンバーからの削除が行えます。
その他の機能 †
My番組リスト †
頻繁にチェックしたいお気に入りの番組をまとめておける、動画ではMyリストに当たる機能です。
ただし、公開機能はありません。
My番組リストページを開くと、1番目のMy番組リストの内容が表示されます。
テキストコメント †
動画のテキストコメントと同じです。掲示板として使ってください。
ファンメンバー †
この番組を気に入ってることや応援していることをファン登録することで配信者に伝えることが出来ます。
また、番組がファンのみに公開する設定になっている場合は、ファンメンバーでなければ視聴できません。
デスクトップの配信方法 †
仮想ウェブカメラやDirectShowフィルタなどと呼ばれるソフトを使用します。
- SCFH DSF
Download後、「install.bat」をダブルクリックしてインストールしてください。。
「DllRegisterServer in scfh.ax succeeded.」と表示されればインストールに成功しているので「SCFH.exe」をダブルクリックして実行します。
配信コンソールのカメラの選択欄に「SCFH DSF」が現れない場合はブラウザを再起動してみてください。Select processで「iexplore.exe」(IE)「plugin-container.exe」(Firefox)を選んで「OK」をクリック。
範囲選択で配信させたい部分を選択したり、Drag hereを対象ウインドウにドラッグすることで配信する部分を選択できます。
- ニコ生デスクトップキャプチャー
インストール、設定が簡単で手軽に配信することができます。
ニコ生デスクトップキャプチャーのインストールの前に.NET Framework 4とVisual C++ 2010 再頒布可能パッケージをインストールしてください。
特にVisual C++ 2010 再頒布可能パッケージをインストールしていない場合はニコ生デスクトップキャプチャー自体は途中で「モジュール....省略.....で登録に失敗しました。HRESULT-2147024770。サポート担当者にお問い合わせください。」のようなメッセージが出ることがあります。
インストールは出来てもカメラの選択でNDC(ニコ生デスクトップキャプチャ)を選べないためその場合はニコ生デスクトップキャプチャーをアンインストールした後に、Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージをインストールし、ニコ生デスクトップキャプチャーを再度インストールし直してください。
よくある質問 †
見れません †
- 最初に表示されるピアアシストネットワークの許可ダイアログで拒否した
ページ更新して今度は許可を選択してください。
拒否した上設定を保存してしまった場合は「ピアアシストネットワークパネル」で「himado.in」を探して「常に確認」「常に許可」に変更してください。
- ファイアーウォール等で外向きUTP通信をブロックしている
外向きのUDP通信を許可する設定にしてください。無理な場合は残念ながら視聴できません。
FMEの利用方法 †
FME単体ではRTMFPに直接配信できないためFMS(Flash Media Server)もインストールする必要があります。
FME→FMS→ピアアシストネットワークという流れになります。
FMSはデベロッパー版を利用する場合10分までと言う制限があるため、
10分ごとに再パブリッシュを行っていますのでその間数十秒~数分配信が止まります。
FMEを利用して高画質配信をするにはある程度のスペックのPCと高速な回線が必要です。
少なくともデュアルコアのCPUと光回線が必要です。。
FMEの基本的な使用方法は他のサイト等を参照ください。
必要な物 †
インストール †
FMSとFMEをインストールします。
FMSのダウンロード †
FMSのインストール †
- 解凍したフォルダの「FlashMediaServer_4_all\windows\FlashMediaServer4.exe」(64bitOSの場合は「FlashMediaServer4_x64.exe」)をダブルクリックして実行します。
- 「Welcome to the Adobe Flash Media Server4 Setup Wizard」と出てくるのでそのまま「Next」をクリック
- 「License Agreement」の画面ではチェックを「I accept the agreement」に変更して「Next」をクリック
- 「Enter your serial number」の画面で聞かれるserial numberは空欄でokです。
- 「Product Information Page」はそのまま「Next」をクリックします。
- 「Select Destination Location」はインストール場所です。そのままで構いません。
- 「Select omponents to install」の画面で「Apache2.2」は今回は使わない機能なのでチェックを外します。
- 「Start Menu Shortcuts」はスタートメニューのショートカットです。そのままで構いません。
- 「Adobe Flash Media Administration Services」管理用のIDとパスワードを入力します。自分で決めた適当なもので構いません。パスワードは確認用に二カ所入力します。
- 「Configure Adobe Flash Media Server 4 ports」ポートは特に問題なければそのままで構いません。
- 「Ready to Install」インストール時の設定に問題なさそうであれば「Install」をクリックします。
- 「Completing the Adobe Flash Media Server 4 Setup Wizard」インストール完了画面では3つチェックがありますがどれもそのままチェックを入れておくことを推奨します。
- 「Finish」をクリックするとブラウザが立ち上がりでも画面が表示されます。映像が出てくればFMSはインストール完了です。
ひまスト用FMSアプリの配置 †
次に、ひまわりストリームでFMSを使うためのアプリをダウンロードして、インストールしたFMSのフォルダ内に配置する必要があります。
- 下記の「Dowonload」欄からひまストのアプリケーションをダウンロードしてください。
- ダウンロードしたファイルを解凍して、「himast」フォルダ内にファイルが5つ入っていることを確認してください。
- 解凍してできた「himast」フォルダごと「C:\Program Files\Adobe\Flash Media Server 4\applications」配下にコピーします。
Download
ひまわりストリーム用FMSアプリケーション 安定版
最終更新日:10/09/25 経過時間がリセットされてしまうのを修正
ひまわりストリーム用FMSアプリケーション 人柱版 Ver 0.3
最終更新日:11/01/15 安定版より途切れる時間が短いですが、負荷が高く不安定です。
(解凍後、ファイルが破損していることがあるためファイルが5つ入っているか確認してください。)
FMEのダウンロード †
- FMEのダウンロードページへ行き、一番下までスクロールして「I Agree」をクリックします。
- 「Flash Media Live Encoder 3.2 - English」(バージョンは3.2でなくても新しければそれを)の下の「Download for Windows (MSI, 6.23 MB)」をクリックします。
FMEのインストール †
- ダウンロードしたファイルをダブルクリックして実行します。
- 「Welcome to the INstallShield Wizard for Adobe Flash Media Live Encoder 3.2」という画面が出ますので「Next」をクリックします。
- 「License Agreement」の画面では「I accept the terms in the license agreement」にチェックを入れます。
- 「Destination folder」はそのままで構いません。
- 「Ready to Install the Program」の画面では「Install」をクリックします。
- 「InstallShield Wizard Completed」と出れば完了です。
FMEの設定 †
FMEを起動します。
カメラなどの設定方法は省略。
- Stream to Flash Media Serverにチェックを入れます
- FMS URL:欄に「rtmp://localhost/himast」と入力します。
- Stream:欄に配信コンソールの環境設定タブに表示されている「Stream:」欄の文字列をコピペします。
- 「Start」ボタンを押してエラーが出ず、配信画面に画像が表示されればOKです。
配信設定 †
配信コンソールの環境設定タブにある「FMEを利用する」にチェックを入れ配信開始をクリックした後、FMEで「Start」をクリックします。
「FMEを利用する」のチェックを外すと内蔵エンコーダで配信を開始しますが、FMEを停止させるまでは映像は切り替わりません。
「FMEを利用する」のチェックを入れると内蔵エンコーダでの配信を停止します。
配信停止する場合はFMEの停止も忘れずに行ってください。
ツール †
番組の配信開始をお知らせするAIRアプリです。