XSplitに似た機能を持つフリーの配信ソフトウェアです。
複数の映像ソース、画像、字幕などを重ね合わせて映像にし、配信する事が出来ます。
XSplitのようにソースを自由に拡大縮小したり、位置決めしたりすることも出来ます。(シーンを編集する)
シーン機能も付いており、ソースの組み合わせを保存しておき、簡単に切り替えられます。
映像コーデックはH.264、音声コーデックはAACとMP3が使えます。
ステレオミキサー機能が付いているので、ステミキがないPCでもPC上に流れている音を配信に載せることが簡単に行えます。
シンプルに作られているので軽いのも特徴です。
※XPでは使えませんVista以降用です
Open Broadcaster Softwareを使った配信方法には、FMEやXSplitなどの他のエンコーダーと同じく次の方法があります。
設定プロファイルの欄に、プロファイル名(ひまわりストリームの番組名などなんでも)を入力して「追加」をクリックします。
映像と音声のエンコード設定です。
ビデオ | |
映像の品質 | 0(最低品質)~10(最高品質)から選べます。デフォルトで問題ないでしょう。 |
ビットレート(kbit/秒) | 映像のビットレートをkbps単位で指定します。 |
バッファ(kbit) | 映像のバッファサイズです。ビットレートと同じ数字でOK。 |
サウンド | |
コーデック | AACかMP3を選べますが、AACでは途中再生の場合音が出ないのでMP3にして下さい。 |
ビットレート | 音声のビットレートです。 |
フォーマット | 音声の品質です。 |
Ver 0.452aでテストしたところ、AACで配信すると、配信開始時に視聴していないと音が流れなくなるようでした。
(後から入ってきたり、ページを更新すると音が流れない。)
MP3ではその現象は起こらなかったので、MP3の利用をおすすめします。
(後のバージョンアップで解消される可能性があります。)
配信先のサーバー設定です。
モードを「配信」にし、サービスを「Custom」に設定します。
配信ページの配信コンソール、配信設定タブにある「URL」を「FMS URL」に、「Stream」を「プレイパス/ストリームキー」にコピペして下さい。
映像の解像度やFPSの設定です。
デフォルトでは解像度が高く設定されているので、低い解像度に変更して下さい。
「配信映像」の欄に配信したい解像度を入力します。例)512 384
「解像度の縮小」出力解像度を上で設定した解像度より縮小させたいときに設定します。通常は未設定で構いません。
「FPS」フレームレートを設定します。値が大きい方がなめらかに動きます。
音声の配信に使用するデバイス(サウンドカード)の設定です。
OBSにはステレオミキサー機能が付いているのでOBSのステミキ機能を使用するときはマイクなどに設定します。
OBSのステミキ機能は使わずに、アマミキやサウンドカードのステレオミキサー機能を使うときは、デバイスをステミキ機の月のデバイスに設定し、
OBSのスピーカーアイコンをクリックしてミュートに設定してOBSのステミキ機能をOFFにします。
「マイクをミュートするホットキー」指定したサウンドデバイスからの入力のON/OFFをキーボードショートカットで行えるようにするための設定です。
「デスクトップをミュートにするホットキー」このデスクトップはOBSのステミキ機能の事で、PC上で流れている音をそのまま配信することができます。
そのON/OFFをショートカットキーでするための設定です。
細かい設定が行えます。分かる方は適当に設定して下さい。
シーンとは、カメラや文字、画像など配信する映像の組み合わせを保存しておくためのものです。用途に応じてシーンを切り替えることができます。
シーンを追加するにはシーンを右クリックして「シーンを追加」を選び、シーン名を入力します。
ソースとはWebカメラや画面キャプチャ、画像、字幕など映像の元になるものです。OBSではそれらのソースを組み合わせて配信が行えます。
グローバルソースとシーンごとのソースがあります。
グローバルソース
どのシーンでも使用できるOBS共通のソースです。
シーンごとのソース
そのシーンだけで使用できるソースです。
ソースの種類 | |
ソフトウェアキャプチャソース | デスクトップの画面を範囲選択したり、特定のウインドウを指定して取り込み時に使用 |
画像 | 画像ファイルを表示 |
画像スライドショー | 複数の画像を一定期間で切り替えて表示 |
テキストソース | 文字を表示 |
ビデオデバイス | WebカメラやUSBキャプチャなどからの入力。AmaRecやNDC、SCFHなど他の仮想Webカメラを使用するときもこれ |
ゲームキャプチャ | DirectXを使ったキャプチャ。ソフトウェアキャプチャより低負荷でキャプチャ可能 |
実際にどのような感じで配信されるのか、確認が行えます。
プレビューすると、「シーンを編集する」ボタンが有効になります。
「シーンを編集する」ボタンをクリックすると各ソースに赤枠が付き、拡大縮小や、移動してのレイアウト変更が行えます。
設定が終わったら「配信開始」ボタンで配信を開始します。
ひまわりストリームの方でも映像が表示されることを確認して「配信開始」ボタンを押して下さい。